葉状腫瘍 手術 傷の写真

手術後の傷跡の変化を載せています。

ケロイド体質の為、ケロイドの成長(^^ゞと、ケロイドの治療の様子も載せています。

ちょっとグロいので苦手な方は見ないでください!

また、素人撮影のため、日によって光のあたり具合に違いが大きく、一目で違いが分かりづらいことをお許しください。

手術翌日(術後1日目)

傷を圧迫するガーゼがついていました。

ぶら下がっている袋(?)は脇の下から出ているドレーンにつながっています。

術後2日目

ガーゼが外れた。

傷にはテープも何もついていません。

まだ、脇の下からドレーンが出ています。

2日後の写真を見比べてみると、傷の周りが膨らんでる。

まだ傷の下に廃液(血液?浸出液?)がたまってたのかなぁ、それとも傷が腫れてたのかなぁ。

脇の下からでているドレーンがこれに繋がっています。

創部の血液、破壊組織、浸出液等の排液を体外に吸引・貯留するものだそうです。

看護師さんが数時間に1回、中に溜まった液を取りに来てくれていました。

術後4日目

ドレーンが外れた。

傷周りもすっきりした。^_^;

パジャマを脱いで撮影してみたら、思ったより傷が長いことがわかった。

絆創膏はドレーンを抜いた穴に貼ってあります。

術後15日目

術後7日目に初めて滲出液を抜いてもらったが、6日でまたこんなに溜まった。明日、また抜いてもらう予定。

滲出液が溜まって脇の下までたっぷんたっぷん。^_^;

これくらい溜まってから抜いてもらうのがちょうどいいそう。

あまり頻繁に抜いていると感染の恐れもあるそうなので。

およそ1週間毎に抜いてもらってちょうどいい感じか。

術後16日目

抜いてもらうとこんなにぺったんこに。

でも、癒着が進んでいて、硬く重くなってきている。

術後22日目

前回、滲出液を抜いてもらって1週間だが、傷の下の方が赤くなってしまった。翌日、受診したところ、癒着が広がって、その結果、滲出液が溜まることのできる範囲が狭まり、溜まった滲出液が行き場をなくして皮膚が悲鳴を上げている状態だそう。こんな時は、早めに液を抜いてもらいに受診した方がよいらしい。

傷の右端の方にぶら下がっているのは取れかかっているカサブタ。(^^; 「無理にカサブタを取らないでね。」と言われているのでそのままにしている。翌日の傷のお手入れ中に取れました。

術後1か月

1週間に1回のペースで浸出液を抜いてもらっていたが、この1週間、全く溜まっていない。元々 乳腺があった場所は、すっかりゴリゴリに固まっている。完全に癒着してしまったということかな。

術後2か月

傷の上の部分は硬いのが治まって直接あばら骨に触る感じ。

傷の下の部分はとても硬くなっている。

まだ触られている感じはない。

感覚のある部分とない部分の境目が、かゆかったり痛かったりする。

術後3か月

傷の下の部分は、まだまだとても硬くてゴリゴリ。

1か月前と比較しても傷がきれいになったのがわかる。

 

寒くなったせいもあり、傷が突っ張って痛いときがある。

術後4か月

傷が盛り上がってきて…。もしかしたらケロイドになってきているかも。

傷の下のごつごつは変わらないと思っていたが、写真を見比べてみると、以前よりゴツゴツしてきているのかも。

少し皮膚感覚が戻ってきているかな…と感じることもある。

術後5か月

ケロイド治療用のテープを貼った状態。

傷のマッサージは今でも続けている。

マッサージをしていると、皮膚の表面の触られている感じはわからないのに、皮一枚下では触られている(押されている?)のがわかる…という感じがする。その後、少しの間、皮膚がじんじんとしびれた感じになる。

不思議な状態。

術後半年

傷の下のゴリゴリに硬い部分は相変わらず。

最近、この硬い部分が痛むことがある。

ケロイド治療用のテープは、まだ貼っている。

少しは効き目が出ているのかなぁ…。

術後1年

立派にケロイドになっています。(^^ゞ

 

傷の下のゴリゴリに硬くなった部分が少しだけ小さくなったように感じる。

また、表面の感覚が少しずつ戻ってきているようにも感じる。お蔭で、パッドが当たっている感じがわかって違和感がある。数か月前から乳房があった辺りがかゆく感じることがあったが、表面の感覚がなく、かゆいのにかいてもすっきりしなかったが、最近はかくとすっきりする。(^^ゞ

術後1年半

鏡を見てても気づかなかったけど、こうやって写真を撮ってみると…、う~ん、ケロイドが若干太くなっているかも?でも、もしかしたら、脇の下の部分の傷は落ち着いてきているのかしら?

 

傷の下のゴリゴリは定着してこれからしばらくは変化ないのかな…、と思われる。

術後2年4か月

ケロイドは相変わらずだが、傷の下のゴリゴリに硬くなった部分が無くなったように感じて、久しぶりに写真を撮ってみた。

実は、最近になって傷がチクチク・キリキリ痛む時がある。

術後に「これから年単位で感覚が戻ってくる」と先生がおっしゃった意味が分かった気がする。

術後3年1か月

ケロイドは全く落ち着きません。が、これは、私の体質なので、これ以上、写真を掲載しても他の方に参考にならないような気がします。ということで、今回は写真の掲載はなしにします。

 

傷の上下のゴリゴリ硬くなっていた部分はなくなり、すっかり普通の肌に戻りました。

皮膚の感覚もほぼ戻り、そーっと触ってもくすぐったさもわかるようになりました。

その分、時々、(乾燥する季節になり)傷が突っ張って痛かったり、痒さを感じることもあります。

 

術後3年7か月

傷の写真はもう載せない…と思っていたのですが、私と同じくケロイド体質で、ケロイドの状態を心配していらっしゃる方もあるかもしれないので、載せてみます。

ケロイドは術後3年くらいまでは成長し続けました。(^^ゞ
しかし、最近は、脇の下の方から少しずつ枯れてきているようにも感じます。

皮膚の感覚は、もう全く普通。傷の上下の硬かった部分も普通にもどっています。

自宅近くの皮膚科の先生に診てもらったら、飲み薬と塗り薬を処方してくださいました。

詳しくは「術後の傷のお手入れとリハビリの方法」のページに書きます。

術後3年9か月(ケロイドの治療を始めて3週間)

写真を前回と見比べてもそれほどわからないかもしれませんが、本人の感覚としてはケロイドの赤みもふくらみも随分収まってきたように感じています。

皮膚の感覚は、本当に全く他の部分と変わりません。

治療の為に、朝晩、薬を塗っているせいか、最近、少し傷が痛むようなことがあります。

術後4年1か月(ケロイド治療を始めて4か月)

実際に毎日見ていると、ちっとも治っていないな…と感じていましたが、こうやって写真を見比べてみると明らかにケロイドが薄く(?) なってきています。(写真がボケている訳ではありませんよ)かゆみも全くありません。

治療の効果が実感できてうれしいです。(*^^)v

術後の経過観察もあと1年と言われました。

来年までには傷もきれいに治り、再建手術のことも考えられるようになるかもしれません。

術後4年5か月(ケロイド治療を始めて8か月)

ケロイドは自分でも落ち着いてきたな、と感じるし、皮膚科の先生も「赤みが引いてきたんじゃない?」と仰って下さった。

 

最近、時々傷が痛む。乾燥のせいかな?と思い(今は2月です)術後に使っていたヒルロイドソフトを保湿の意味で使い始めた。

でも、目に見える傷跡ではなく、乳房があった辺りが広く痛むこともある。表面ではなく内部の痛みかもしれない。

 

術後4年7か月(ケロイド治療を始めて10か月)

ケロイドは本当に気にならない程度に落ち着いてきた。皮膚科の先生にも「順調だね」と言っていただいている。

傷の右端(体の中心方向)だけほんの少し盛り上がりがあるが、他の部分は皮膚の方が盛り上がっている感じがある。

かつて癒着が進んで硬くなっていたところも、今は全く普通の皮膚になっている。が、脇の下の方の傷の部分は未だに皮膚感覚がない。ここは一生このままかも、と思える。

 

術後4年10か月(ケロイド治療を始めて13か月)

最近、傷がつっぱって痛く感じることがある。

脇の下の皮膚感覚がないのは変わらない。

 

ケロイドは本当に目立たなくなった。
毎晩、傷に薬を塗るのに、指の感覚だけでは傷を探すのが難しいと感じるほど。

 

 

 

 

 

術後5年1か月(ケロイド治療を始めて16か月)

寒くなってくると「痛い」というほどではないが傷の違和感はどうしても出てくる模様。

脇の下の皮膚感覚は、もう一生戻ってこないのかな、と思われる。

 

ケロイドは、写真を見てもらってもわかるように、本当にきれいになった。しかし、皮膚科の先生は「もっときれいになるよ。もう少し治療を続けてみましょう」と言ってくれています。

 

術後5年のフォローアップ検査も終わりました。

 

術後5年7か月(ケロイド治療を始めて22か月)

すっかり痛みもツッパリ感もなくなった傷。

しかし、脇の下の皮膚感覚は戻っていない。

 

手術していただいたK大学病院でのフォローアップ検査も終わり、地元での定期検査に移行しました。

 

皮膚科でケロイド治療を始めて2年近くになり、皮膚科の先生に「もう治療はいいかな。十分落ち着いたよね。」と言っていただきました。

 

傷の写真をアップするのも終わりにしようかな…と思います。